「定期テストでは点が取れるのに、模試や入試では通用しない」「受験対策をしているのに、成績が思うように伸びない」理数系(数学・理科)でよく聞く悩みですが、その原因の多くは勉強量ではなく勉強法の違いにあります。
定期テストと受験で求められる力の違い
定期テスト受験範囲が限定されている出題範囲が広い学校ワーク中心初見問題・応用問題が多い手順の再現考え方の理解同じ理数でも、求められる力は大きく異なります。
定期テスト向けの勉強法
定期テストでは、「習ったことを正確に再現する力」が重要です。
教科書・学校ワークの反復基本問題を確実に解けるようにする
計算・用語・公式の確認
この段階では、スピードと正確さが結果につながります。受験で通用しない理由定期テスト対策だけを続けていると、少しひねられただけで解けない条件整理ができないどの公式を使うか判断できないといった壁にぶつかります。これは「理解より暗記に偏っている」ことが原因です。
受験に向けて変えるべき理数の勉強法
① 「なぜそうなるか」を説明できる
学習公式や法則を、言葉や図で説明できるかを意識します。説明できない部分は、まだ理解が不十分です。
② 初見問題に触れる量を増やす
受験では見たことのない問題が出ます。解けなくても、条件を整理する図や表を書くといった考える練習が重要です。
③ 間違い直しを「分析」に変える
答えを写すのではなく、どこで判断を間違えたかどう考えればよかったかを言語化することで、次に活かせます。理数系は「才能」ではなく「方法」で伸びる理数が得意な生徒ほど、特別なことをしているわけではありません。正しい順序・適切な問題・効果的な復習を繰り返しているだけです。
定期テストと受験では、理数系の勉強法を切り替える必要があります。方法を変えれば、これまで伸びなかった成績も必ず変わります。勉強量ではなく勉強法を工夫してみましょう。