中学校の理科では、小学校で学んだ身のまわりの自然現象の観察から一歩進んで、科学的な考え方・実験の方法・自然の法則を系統的に学びます。日本の中学校理科は大きく4分野に分かれています
🧪 1. 物理分野
身のまわりの「力」や「エネルギー」、「光」や「電気」などを扱います。主な内容光と音光の反射・屈折・レンズのはたらき音の発生と伝わり方、音の高さ・大きさの違い力のはたらき重力・ばねの力・摩擦力圧力(液体や気体の圧力)運動とエネルギー物体の運動(速さ、等速直線運動、力と運動の関係)仕事とエネルギー、力学的エネルギーの保存電流と磁界回路、オームの法則、直列・並列回路電磁石、モーターの仕組み、電力・電力量
⚗️ 2. 化学分野
物質の性質や変化、化学反応の基本を学びます。主な内容身のまわりの物質物質の状態(固体・液体・気体)、密度水溶液の性質(溶解度・飽和水溶液)物質の変化状態変化、化学変化(燃焼、酸化・還元)化学反応式の基本、質量保存の法則酸・アルカリ、中和反応原子・分子原子・分子・イオンの概念元素記号、化合物と混合物の違い
🌱 3. 生物分野
生物の構造や生命のはたらき、遺伝や進化までを学びます。主な内容植物光合成、呼吸、蒸散、種子の発芽植物のつくり(葉・茎・根・花)動物消化・呼吸・循環・排出のしくみ神経系と感覚器官生殖と遺伝無性生殖・有性生殖遺伝の規則性(メンデルの法則など)生態系食物連鎖・生物どうしの関係エネルギーの流れ、環境変化と生
物🌏 4. 地学分野
地球や宇宙の構造・現象を学びます。主な内容大地の変化火山と地震、プレートの動き地層と化石、地形の変化気象雲・雨のしくみ、気圧・風・天気図季節の変化と気候天体太陽・月・地球の動き惑星の運動、星座、宇宙の広がり🔍 学び方の特徴観察・実験を通して「仮説→実験→結果→考察」の科学的手法を身につける理科の各分野を横断して、「自然のしくみを統一的に理解する」ことを目指す