
皆さんこんにちわ、ミセルリカのアルファ先生です。今回は小中学生向けに、いくつかの簡単な科学式とその説明を紹介します。難しい数式は避け、概念を理解することを重視しています。すでに学習している方も復習がてら目を通してみてくださいね。
VOL.1 身の回りの科学
速さ=距離÷時間
説明
ある場所から別の場所へ移動する速さを計算する式です。例えば、10kmの道のりを2時間で走った場合、速さは10km÷2時間=5km/時間となります。単位に注意しましょう!(km/時間、m/秒など)
重さ=体積×密度
説明物体の重さを計算する式です。同じ体積でも、密度が高い物質の方が重くなります。例えば、鉄は水の密度よりはるかに高いため、同じ体積の鉄と水では鉄の方がずっと重くなります。
仕事=力×距離
説明物体に力を加えて、ある距離だけ動かしたときにされた仕事を表します。重い物を持ち上げる、重い物を押すなど、力を使って物を動かすときに仕事が行われます。単位はジュール(J)です。
VOL.2ちょっと高度な科学
オームの法則電圧=電流×抵抗
説明電気の基本的な法則です。電圧が高いほど電流は大きくなり、抵抗が大きいほど電流は小さくなります。電球の明るさなどは、この法則に関係しています。単位は電圧ボルト(V)、電流アンペア(A)、抵抗オーム(Ω)です。
力のつりあい合力=0
説明物体が静止している、または一定の速度で動いているとき、物体に働く全ての力の合計(合力)は0になります。例えば、机の上に置かれた本は、重力と机からの支持力が釣り合っているため、静止しています。
エネルギー保存の法則
エネルギーは消滅したり、新たに生み出されたりすることはなく、形態を変えて保存される。
説明
これは式というより法則ですが、非常に重要な概念です。例えば、高い位置にあるボールは位置エネルギーを持ち、落下すると運動エネルギーに変化します。エネルギーの総量は変化しません。
これらの式は、小中学生でも理解しやすいように簡略化して説明していますが、より深く学ぶためには、教科書や参考書などを活用し知識を深めてみてくださいね。